公園で『サウスポー』を歌っていた陽気な性格はAVギャルになっても変わらなかった。
前出の高木氏は彼女を振り返って。
「どこの現場に行ってもウケはよかったね。スタッフでも男優でも、すぐに打ち解けちゃう。雑誌でもビデオでも、本人も楽しんで仕事をしていたし、周りにも歓迎されてたよ」
と話す。あるテレビ局で温泉を紹介する番組があった。
観月マリは温泉に入るモデルとして出演。けっこう気持ちのいいお湯だったせいか、調子に乗って長湯をして湯中りを起こしてしまったという笑えるエピソードまで残している。
3作目以降も九鬼とマックスエーから交互にリリース。
11月にリリースされた『Tバックアイドル』では緊縛シーンにもチャレンジ。
その肉体とボンデージファッションが見事にマッチした。
マックスエーからリリースされた『ブルジュワイフの匂い』は筆者が当時連載していたビデオ誌で絶賛した覚えがある傑作だ。
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