・2003年について
前半は前年デビューの白石ひよりや長谷川いずみ、後半は小森美樹が話題性があって特にヒットしました。セルDVDのセールスも順調に伸びて、もはや新しいメディアとしてでなくVHSと並ぶフォーマットになったことを実感しましたね。
レーベル関連の動きとしては、2003年は新しく“綺麗”と“嵐”を立ち上げました。綺麗レーベルは名前どおり、エッチなだけでない、キレイ＆かわいい女の子をメインターゲットにしたデビューレーベルとして、今までにないカラーで今年も精力的にリリースしていく予定です。
また、“ハードエロドキュメント”というコンセプトで昨年立ち上げた嵐レーベルは独自の展開を見せていて、キカタンの女の子を大量にそろえた“桃尻学園”シリーズや、単体の女の子がハードプレイにチャレンジするタイトルなど、従来の枠を超えたタイトルで話題になりました。
企画系では冒険ゴリラの“実録淫交女子校生”、SUPER DEVILの“ギャルスペ”、PRIVATE SEXの“となりの巨乳なちょっとお姉さん”などが特に好セールスでした。
・2004年について
今年デビューの新人としては、MAX-Aと共同12本リリースのあいだゆあちゃんがイチオシです。洗練されたそそるボディラインはヒット間違いなしでしょう！綺麗からは2月デビュー、Gカップ美巨乳の小川流果ちゃんがリリース前から高評価を得ていてユーザの皆様の期待にこたえられることと思います。その他にも星りょうや佐藤優、唯川純など、年初から高レベルのラインナップが揃って、よいスタートを切れていますね。
企画のほうでは冒険ゴリラから今まで手がけていなかった熟女もの、母性ものをリリースしています。SUPER DEVILは以前から時代のトレンドや人気の出る女の子をいち早く着目、起用して高評価を得ているので、今年もぜひチェックしてみてくださいね。
・今年のAV界について
やはりDVD市場が急速に拡大していて、DVDを見据えた作品づくりが軽視できないところまで来ていると思いますね。特にセルDVDにおいてはボーナス映像やマルチアングルなどの特典映像、別パッケージなどで、しかもVHSと同時リリースするケースが増えているので、綿密なプランニングが必要になってきていると思います。
女の子については、昨年から続いている人気指向−リリース本数が多く媒体への露出も多い、安定した人気を誇る女の子−が今年も強い気がします。また、ここ数年の現象なのですが、DVDのリリース後に人気に火がつくケースが増えてきていますね。女の子のタイプはロリっぽいコよりもキレイなタイプのコが台頭してくる予感があります。
それと、仕事柄直接会って思うことなのですが、売れているコは性格もいいコであることが多いですね。コレは以外にカギかもしれません。
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