「ねぇSMしよう」「SMしたいの」

この、言葉を目にして耳にして、もう、怖そうだ痛そうだ!と思うひとは、もはやいないんじゃないかと思うくらい、SMってすこしずつ身近になってきてるような気がします。

なんでかな?
興味深々のみんなにはもっと、いろいろSMについて知ってもらいたい。そして、縛師・雪村春樹のあれこれを覗き見して、楽しんでほしいなと思っています。

女の子ってずいぶん進化したよね? 羞ずかしがりの子も、まだいるけど、わりとセックス向上心のある女のこが多くなってきた!だから好奇心も旺盛で、いろんなジャンルを試したいとか楽しみたいとかいう欲求も、どんどん、生まれてくるわけなのでしょう。
あれも食べたい、これも食べてみたい・・・というふうに、まるで試食コーナーみたい。

SMは、精神的なセックス。とか硬いことを書くつもりはなくって、むしろセックスというか前戲のメニューのひとつとして、ね。たとえば相手を、精神的に支配するあるいは支配されてしまう状況って、わりと気持ちいいよね。気持ちいいから、その行為を工夫して、もっともっと・・・ってがんばるのがきっとみんなの遺伝子。

縄がなくてもムチがなくても、SMはできます。それよりいっそ、なくてもいいかも。言葉責めでじわじわ、洗脳してゆくのも面白いし、天気の良い日は脱がせたパンティを自分のポケットに入れて、公園でデートしててもいいし、部屋でしてる途中で大きめのハンカチで目隠ししてあげてもいい。さぁ、どうやって相手の意表をつくか、どきどきさせるか勝負!おもしろそうでしょ?だから急いで道具とか買いにいかなくてもだいじょうぶ、でしょ?

ところで、セックスするとき、女の子の躯を、もっと「じっくりじっくり」見てみたいと思ったこと、ない?躯だけじゃなく、感じてるときの表情とか。そういうときこそ、雰囲気のSM、みたいなのを試してほしい。もともとたぶん、自分の女もしくは手に入らない女をなんとか自由に、自分の好きにしたいというとこから生まれた発想なんじゃないかと思う。だから自分なりその人なりのパターン、技に磨きをかけてどんどん自信もっていいと思う。

こんな考えかたは、どうでしょう?少し、おもしろくなってきたでしょ?
またゆっくり話そうね。

テキスト:小夜伽

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