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されてみたいと思ったということは、全てをあなたに任せます・・・っていう決心が無意識に
さて、いきなりですが私の場合は、初めて縛られることを承諾したときすでに、ココロのどこかで観念していたような気がします。
だって自分の身を相手に委ねて、しかも恥ずかしいことをさせられると分かってて、それでもされてみたいと思ったということは、全てをあなたに任せます・・・っていう決心が無意識にしてしまってたんだろうな。
SMはいろんな方面で楽しめるものだけど、やはり普段とは違う女の子の精神的な変化が見られることが魅力のひとつだと思います。
例えば、目隠しをしてみたいんだけど、そういうのしてもいい?って聞いてみる。女の子がどんな反応を示すのか想像してみて。
恥ずかしがりつつも許してくれるのか、それともびっくりして、イヤだよーって笑い飛ばしちゃうのかな?
でも、信頼してるパートナーであればここは無理矢理目隠ししちゃったりして。
そしたら急に大人しくなったぞ。どうしたんだろう?なんだかもじもじしてる。
恥ずかしいのかな?それとも怖いって思ってるのかな?
そんなことを考えながら軽く首すじから鎖骨を撫でてみる。
「くすぐったいよ。やめてよ・・・」
そう言いながらも、なんだかちょっと感じてるみたい。耳もとで、何も見えないからどこ触られるか分からないね。囁きながら、ゆっくりと胸へ、そしてウエストへ、そして・・・。
初めは戸惑っていた女の子はだんだんと、あなたの責めを受け入れ、そしてその感触に酔っていく。
それが観念していくってことなんだと思う。レイプとかそういう無理矢理な場合の観念って諦めみたいなものが強いけれど、SMで観念するってもっと愛があって、それで相手を受け入れつつ、自分の淫らで恥ずかしい部分や弱さをみせてしまってもいいっていう観念だと思う。
そういう女の子の羞恥心や精神的な揺れをプレイをすることで引き出し、それを眺めて楽しめるのはやっぱりSMの醍醐味じゃないでしょうか?
プレイをしていけばいくほど、受け入れがたかったことが、例えば放尿とかね。相手との掛け合いをしていくなかで、女の子はどこかで少しずつ観念をして、プレイをそして相手のことを受け入れていく。それがマゾの喜びでもあり、精神的快感でなんですよね!!
ということで、今回はけっこう濃〜い調教モノの作品を取り上げてみました。
どちらも恥ずかしながらも、受け入れていく女の子がすごく悩ましいです。プレイの中で観念していった彼女たちの反応や表情は?
受け入れていった先にはどんな世界が待っていたのか?お楽しみ!
今回で最終章ですがSMの世界ご理解できましたか?
またいつか私のコラム読んでくださいね。 |
☆もも 小春 プロフィール☆ |
AV監督 1979年7月7日生まれ 女 かに座 B型
美大卒業後、写真作品を制作しながら、いろんなアルバイトを経るうちに、SMと出逢う。 ただのセックスよりも、縛られたりすると興奮するマゾ。自分自身が縛られている、見られている、触れられている、恥ずかしいと思う……。そういうM女的視点からエロティックなAVを目指ざし修行中。 |
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