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桜井佳恵……西 野 奈々美
小沢ひかる…吉 行 由 実
飯島雅治……太 田   始
飯島妙子……長 崎 ゆ き
堀内咲子……杉 下 なおみ
梅宮市造……野 上 正 義

監 督……新 田   栄
脚 本……岡   輝 男
撮 影……千 葉 幸 男
照 明……渡 波 洋 行
編 集……酒 井 正 次
助監督……国 沢   実
録 音………シネキャビン
現 像……東映ラボテック

 岡輝男の脚本を濃厚なエロス描写で定評のある新田栄が監督したこの作品は、男の女のむき出しの欲情を描いた超エロエロのセクシードラマ。1994年作品。
 大都会には様々な男と女の出会いがある。ある学者によれば、電車内の痴漢は日本の大都市にしか存在しないという。いわば日本の風物詩のようなもの……かどうかは知らないが、この物語はその電車内痴漢から始まる。

 佳恵のアパートに遊びにきた年上のひかるは二人で水割りを飲んでいるうちに次第に酔いが回ってきて、車内痴漢に遭った話をはじめた。

 それは朝の満員電車でのことだった。ひかるの尻にサラリーマンらしい男―市造の手がのびてまさぐった。ひかるは知らん顔をしていたが、そのうちに市造は持っていた鞄を網棚に乗せて大胆に彼女の尻を揉みじめた。ひかるは次第に感じてきた。市造の手がスカートの下からパンティまで侵入してついにクリトリスを刺激しはじめた。パンティがしっとりと濡れてきた。ひかるは我慢できずに片手で市造のズボンの上から股間をつかんだ。ペニスがボッキしているのが分かった。ジッパーを引きさげて亀頭の裏を撫で回すと愛液で濡れている。ひかるも市造も鼻息が荒くなった。電車が駅に着いた。二人は急いで降り、ひかるは彼が網棚に乗せておいた鞄を持って市造の後を追った。二人が向かったのは当然ラブホテルだった。二人は会社のことなど忘れ、濃厚なキスを繰り返しべッドに倒れこむとホンバンにおぼれた…。

 そんな経験のない佳恵は羨ましかった。彼女の胸の中には欲情の炎が燃え狂っているようだった。その夜、ひかると佳恵は遅くまで話しこみ、翌朝は寝過ごしそうになったので二人は慌てて家を飛び出した。

 佳恵の家の近くに一軒のアパートがある。その一室に住んでいる雅治は妻の妙子から朝食代わりのリンゴを受けとり、軽くキスをして出勤した。彼は会社の営業マンなので、得意先を訪れては腰を低くして相当神経を使わなければならない。息抜きに立ち寄った書店で、雅治は買い物帰りらしい一人の主婦―咲子の欲情をそそる姿態にひかれて近づいた。彼女が拾い読みしている漫画本は相当ハードなものだった。彼女の下半身に足を入れてシゲキすると、咲子は敏感に反応して彼の手を秘所に誘うと早くも吐息をもらした。スカートをたぐってパンティを探るとぐっしょり濡れている。咲子は彼を自分の家に誘った。二人は下着だけになると、咲子が雅治をべッドに押し倒して積極的に愛撫を繰り返して交合した。人妻の彼女はとてもインランだった。

 夕方、勤め帰りの佳恵が電車に乗っていると、彼女の胸をさわる男―亮太がいた。その手は片手で乳房をもみ片手で秘所の上を這い回っている。感じてきた佳恵は亮太のパンツのジッパーを下げてボッキしたぺニスをしごいた。指は精液で濡れた。

 電車を降りて指の匂いをかぎながら歩いていると、その後を雅治もアパートに向っていた。二人は勿論お互いを意識してはいなかった。雅治が帰宅すると妙子は疲れたのかうたた寝をしていた。彼はそっと近寄るとスカートから覗いているパンティの匂いをかいだ。気配に目を覚ました妙子は慌てて起き上がったが、彼はソファに押し倒すとアソコにチョコレートを押しこみ、インランな遊びを始めた。

 よく晴れた朝―いつものように雅治は妙子に見送られて家を出た。佳恵も同じ道をいく。二人は同じ満員電車に乗り合わせ、電車の振動で佳恵の体が彼の股間に触れた。それがキッカケで、二人は途中下車するとラブホテルで激しいセックスにおぼれた。気がつくと会社に遅刻する時間になっている。二人はホテルを飛び出した。街はもう騒音で活気づいていた。

佳恵と雅治は繁華街の人波に飲みこまれていくのだった。
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