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マリカ…………日 高 ゆりあ
エミ……………仲 村 も も
ゆりえ…………美 咲   礼
宇田川…………本 多 菊次朗
尚也……………野 村 貴 浩
洋介……………ム ー ミ ン
和彦……………山 口 慎 次
マリカの父親…池 島 ゆたか
マリカの母親…吉 原 あんず

監 督……池 島 ゆたか
企 画……福 俵   満
脚 本……五 代 暁 子
撮 影……清 水 正 二
音 楽……大 場 一 魅
編 集……酒 井 正 次
録 音……シネ・キャビン
助監督……中 川 大 資
スチール…津 田 一 郎
現 像……東映ラボテック

結婚を目前に控えた一人の女が過去に愛した男たちとの情事を繰り返し、過去を清算していくという物語。ベテラン池島ゆたか監督がAVでも人気の日高ゆりあの魅力を最大限に引き出している。勿論濃厚なSEXシーンも見もの。ほかに映画初出演の仲村もも、美咲礼らのセクシー女優陣が競演。

トランクを引いた女が高層ビルの建ち並ぶ街を歩いている。その女マリカはとあるシティホテルへの一室へ入った。そして大人っぽいドレスを着て携帯電話を手にした。 広告代理店勤務の宇田川が出勤の支度をしていると携帯が鳴った。相手はマリカだったが、宇田川は妻のゆりえに電話が取引先のお偉方からで、今日は接待で遅くなり帰れないかもしれないと告げた。ゆりえはその言葉をどことなく不審に感じた。

その夜、宇田川はマリカが滞在するホテルの部屋にいた。かつてマリカは上司の宇田川と不倫関係にあった。だが一年前に突然会社をやめて彼の元を去り、地方の実家へ戻ったのだった。マリカは宇田川のことが大好きだったと、彼からもらったネックレスを見せた。そして自分から宇田川にキスし身を委ねた。宇田川は誘われるままマリカを抱いたが、どこか彼女の様子がおかしいので。まさか死ぬ気ではないのかと訊ねた。マリカは笑って否定した。宇田川はまた連絡をくれと言って部屋を出た。

ミュージシャンを夢見る尚也は恋人のエミと同棲していた。エミは彼と結婚したいと願っているが、尚也は結婚など興味なかった。二人がそんな話をしていると電話が鳴った。愛想よく電話に答える尚也。尚也はエミに、電話がプロになった尚也の先輩からで、今東京に出てきているらしいので今夜は自分のプロモーションも兼ねて一緒に飲み明かすと言った。尚也はエミをバイトへ送り出すと服を選び始めた。

尚也が向かったのはマリカのホテルだった。二人は三年前に付き合っていた。マリカにとって尚也は初めての男だった。だが女好きの尚也にはさんざん泣かされた。尚也が自分にくれたプレゼントを覚えていてくれ、自分が贈ったものを今でも大切にしてくれていると言うのでマリカは嬉しかった。そして尚也に求められるまま、マリカは抱かれた。事後、尚也はまたやり直そうと言うがマリカは断った。

マリカは街へ出て東京でのひとときを楽しんだ。そのうちにたどり着いたのはかつて毎週のように通った花屋だった。店員の洋介はマリカとの再会を喜んだ。二人は近くの公園で話をした。洋介はもうじきイギリスへフラワーアレンジメントの修行に行くのだと言った。マリカは洋介をホテルへ誘った。洋介は緊張した面持ちで自分が童貞であることを告白した。マリカは優しく彼をリードしながら体を重ねた。洋介はマリカと愛しあったことを喜び、留学までにまた会って欲しいと言った。マリカは一回の方がいい思い出になると告げた。

翌日。マリカは荷物をまとめた。ベッドには帽子や服で人形が作られていた。そしてそこには宇田川から貰ったネックレス、尚也からの腕時計、洋介が作ったブーケが置かれていた。それらの過去の思い出に手を振りながらマリカは部屋を出た。 マリカは田舎の実家へ帰った。マリカは結婚を一週間後に控えていた。マリカは携帯も通じない山奥の温泉にひとりで居たと言いわけし、父はそんな彼女を責めたが、母は「マリッジ・ブルーなのよ」と優しく彼女をかばった。婚約者の和彦はマリカが突然四日も家を空けたことを不審に思ったが、彼女がこれからは一生一緒だと言うので喜んだ。そして自分も横浜の老人ホームに入っている叔父さんに会いに行くと話した。

和彦は先日マリカが訪れた町に向かった。彼もまた高層ホテルの一室へと入った。 宇田川が出勤の支度をしているとゆりえの携帯が鳴った。四国に嫁いだ友人が東京に来ているとゆりえは言った。彼女は今夜は友人のホテルに泊まると言い、宇田川を送り出した。 ゆりえの向かった先は和彦のホテルだった。和彦は独身生活の最後にゆりえともう一度会いたかったと言い、二人は情事に燃えた。ゆりえだけではなく、和彦は過去に関係のあった女たちに次々に電話をかけた。どうやら彼もマリカと同じ事を考えているようだ。

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