
下宿屋「桜井荘」には大学の応援団員である精視と滓夫、そして講師の尾蒲らが住んでいる。ある日、下宿の女将良子の娘茶美が海外から帰国する。男たちは若くて巨乳の茶美にすっかり夢中になるが、大学のマドンナで精視のことが好きな礼果はそれが面白くない。彼女は後輩たちを利用して茶美をレイプさせようと企むが……。
これはお色気スター愛染恭子が『痴漢病棟』『政界レズビアン 女戒』に続いてメガホンを取り、かつての人気シリーズ「未亡人下宿」を現代に蘇らせた痛快お笑いピンク作だ。AV界で活躍中(映画初出演)の天衣みつ、ベテラン風間今日子が豊満な巨乳で画面を埋め尽くす。

未亡人の良子が経営する下宿屋「桜井荘」。下宿人は国土山大学の応援団員、精視と滓夫、そして講師の尾蒲という面々。彼らには礼果という学校のマドンナがいた。礼果は精視に思いを寄せていたが、尾蒲からも誘いをかけられていた。
ある日、良子の娘の茶美がアメリカ留学から帰国した。茶美は悩殺的なボディの持ち主で、グラビアアイドルとしても活躍していた。彼女が同じ大学に通うことになり、下宿の男たちは色めきたった。
その夜、桜井荘ではすき焼き鍋を囲んで茶美の帰国を歓迎した。茶美が風呂へ入ると、精視と滓夫は窓から彼女の裸体を覗き見た。しかし夢中になった精視が窓の中に顔を突っこんだので、茶美は彼にシャワーの湯を浴びせた。その時滓夫の携帯が鳴った。礼果は茶美が戻って以来、精視や尾蒲が自分を放ったらかしにするので怒っていた。礼果は滓夫の部屋に上がり込み、周囲に声を聞かせるように激しく悶えた。トイレに出た精視は廊下でその喘ぎ声に気づき、滓夫の部屋に入った。滓夫は現れた精視の顔を見てイッてしまった。礼果は精視を誘うが、精視は乳房を揉んだだけで部屋を出て行った。礼果は滓夫に当たった。精視は近くにあった植木鉢をドアに挟み、茶美の部屋を覗こうとするが、あっさりと良子に見つかってしまった。
翌朝。良子は茶美に何故あんなグラビアに出たのかと訊いた。良子に責められ茶美は不機嫌になった。尾蒲は自分が茶美を監視すると、彼女の送り迎えを買って出た。嫌がる茶美が玄関を出ると精視と滓夫が待っていた。精視は昨夜のことを詫び、学校まで送ると自転車の後ろに乗せた。礼果はそんな二人の姿に嫉妬し、後輩の団員、時夫と武士に、もう団長の精視の言うことなど聞かなくていいと言った。
礼果は尾蒲に昨夜の一件を話した。精視は尾蒲に呼び出され、皆が礼果を弄んだことを責められた。精視は礼果と関係を持ったことはなく、尾蒲が礼果のことを好きならしっかり捕まえて離すんじゃないと、逆に尾蒲を説き伏せた。
その頃、礼果は茶美に近づき、何やら頼み事をした。茶美は帰りの満員電車の中で痴漢に遭った。恐怖に脅えながら電車を降りると、駅には礼果がいた。茶美は救いを求めるように礼果の胸に顔を埋めた。礼果が密かに合図すると、時夫と清原が茶美に襲いかかった。
礼果は二人に茶美を犯させ、滓夫を騙して公園に呼びつけると、彼女を抱くよう命じた。滓夫は躊躇するばかりだった。凌辱が続く中、礼果は茶美に精視とどういう関係なのかを訊いた。滓夫は二人に肉体関係はなく、礼果の勘違いだと言った。それを聞いた礼果は驚いた。精視と尾蒲は帰りの遅い茶美を心配して探しに出かけ、公園にいる皆を見つけた。精視は時夫や清原や滓夫に殴りかかった。礼果がすべてを話すと、尾蒲は彼女の頬を叩いた。礼果も尾蒲を殴った。茶美は二人の喧嘩の仲裁に入り、時夫たちを殴り続ける精視も止めると、彼に抱きついた。そして本当は気持ちよかったのだという意外な言葉を口にした。二人は恋人同士のように見つめ合った。一方、尾蒲は礼果とめでたく結ばれた。精視と茶美が仲良く帰宅した。良子は二人の姿を不思議に思った。二人は茶美の部屋で熱く愛しあった。
精視と茶美は自転車で通学した。茶美が「痴漢ごっこしたい人、この指突っ込め!」と言うと、男達が茶美の後を追った。彼らの指戯に溺れ、茶美と礼果は快感に昇りつめていった。