
悩める男たちに精神面でも肉体面でも奉仕し、「ご主人様」として扱って問題解決の助けをする女達……その場所は『メイドの館』と呼ばれている。アリスはそこで苦しむ男たちを助けるメイドになりたいと思い、志願する。客の中には会社を倒産させてインポになった丸川、ニートの葛井、落ち目のボクサー畑山などがいる。マダムやアリスの奉仕によって彼らは……。
可愛らしいメイド服に身を包んだ巨乳美女たちが繰り広げるディープな肉体奉仕! これはベテラン女流監督的場ちせによるハードなエロス満載の濃密愛情編だ。AVで活躍中の新人綾乃文、鏡麗子、風間今日子ら巨乳女優三人が豪華競演。

うっそうと樹木の茂った一軒家。『メイドの館』という表札が掲げてある。そこは別名『癒しの館』『敗者復活の館』とも呼ばれていた。経営者であるマダムは優雅なドレスに身を包み、この店で働くために訪れたアリスを出迎えた。アリスは闇の中で彷徨っている人たちの出口になりたいと言った。マダムはメイドはご主人様を精神面でも肉体面でもサポートできなければならないのだと答え、アリスの服を脱がせるとその肉体を確かめるように愛撫した。
丸川は会社を潰したショックでインポになった。妻の美都は情けない人だと言い捨て、夫婦生活は冷えきったものになった。意気消沈する丸川は知人からメイドの館を紹介された。
メイドの制服に身を包んだアリスは初めての客、葛井を迎えた。葛井は仕事に就く気もないニートで、彼の父からの出口を見つけてやって欲しいという依頼だった。アリスを前にした葛井はメイドなど必要ないと言い張るが、アリスが肉体面での奉仕もできるのだと言うと、葛井はその肉体に溺れていった。隠しカメラの映像を見たマダムはアリスにはこの仕事が天職かもしれないと感じた。
マダムはボクサーの畑山を館に導いた。畑山は試合に負け続けとうとうジムをお払い箱になった。マダムはある人が畑山の今後を心配し、ここで再出発することを望んでいると話した。畑山は自棄気味にマダムにフェラチオを命じた。マダムは望み通り、彼の逸物にしゃぶりついた。欲情した畑山はマダムを押し倒し一方的に果てた。そして「こんな店は売春宿だ」と捨てゼリフを吐いて出て行った。表向きは服従だが、内面では対等の人間として尊重しあうのがメイドとご主人様であり、それを教えるのも私たちにしか出来ないことなのだとマダムはアリスに告げた。その頃、ヤケ酒をあおっていた畑山はふとマダムのことを思い出し、彼女に惹かれていることに気づいた。
丸川は懐い半分でメイドの館を訪れた。マダムはご主人様が困難と闘う時にはメイドも共に闘うのだと話し、アリスを紹介した。そこへ様子を伺いに来た美都がマダムに食ってかかった。マダムはどこにもぶつけようのない怒りや不信感を吐き出した時に、初めて新たな第一歩が踏み出せるのだと説明した。美都は何かを吹っ切ったように館を後にした。丸川はアリスに誘われるままに彼女を抱いた。そしてアリスのフェラチオによって見事勃起した。事後、丸川は希望を胸にアリスを抱きしめた。マダムはアリスのメイドとしての素晴らしさを讃えた。
葛井は先日のアリスとの時間に魅了され、一人の人間同士として付き合いたいと告白した。アリスが自分はあくまでもメイドだと言うと、葛井はアリスを押し倒した。アリスは自分の葛井との関係が間違っていたのかと悩んだ。マダムはそれがアリスの意志に基づくものならいいのだと言った。
突然畑山が館を訪れた。畑山が自身の敗北感を口にすると、マダムは溜まったものを吐き出すことで必ず再生できるのだと言い、アリスを伴って服を脱いだ。二人の濃厚な肉体奉仕を受け、畑山は絶頂を迎えた。そして明るい表情で館を後にした。
葛井はアリスのご主人様として恥じぬよう働くことを決めた。畑山はもう一度リングに上がるため練習に励んだ。丸川は新しい会社を起こすために奔走していた。彼がメイドの館を訪れると、出迎えたのはなんと美都だった。美都は丸川を責めてばかりいたことを反省し、ここでメイドの心を学ぶことにしたのだと言うと、丸川にむしゃぶりついた。アリスも混じり、丸川は二人のメイドの肉体の海に溺れていった。