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葵真由子………小 島 三 奈
松江みどり……合 沢   萌
松江一政………藤 田   浩
土方 寛………江 沢 大 樹

監 督……廣 田 幹 夫
企 画……福 俵   満
プロデューサー…黒須 功
脚 本……高 木 裕 治
撮 影……下 元   哲
照 明……高 田 宝 重
編 集……大 永 昌 弘
録 音……シネ・キャビン
助監督……飛 田 一 樹

痴漢常習犯である実業家とその妻、男の指戯の虜になった女ジャーナリストの三人の痴情を濃厚な痴漢シーンをたっぷり盛り込んで描いた変態欲情篇。「令嬢姉妹飼育」二部作の廣田幹夫監督が安定した手腕を発揮。「痴漢義母 汚された喪服妻」に続き小島三奈、合沢萌らが競演している。
フリーライターの真由子は編集長土方の依頼でインターネットビジネスで最近注目されている松江という男の素顔を暴くための取材に乗り出した。十年前に作られた痴漢もののビデオに彼らしき男が『痴漢のプロ』として登場していた。真由子は女の敵である松江に一泡吹かせてやる決心をした。
真由子は取材で松江の自宅へ出向いた。松江は人々の触れ合いの場をインターネット上で提供しているのだと話した。真由子は彼が経営不振の東都電鉄を買収した話をきっかけに、鉄道会社を経営することで痴漢対策をどう考えているのかと問い、例のビデオの件も追及した。松江は真由子の攻撃的な言葉に腹を立てたのか部屋を出ていった。真由子が帰ったのを確認すると、松江は電車の車内のように吊り革が設置された特別室に妻のみどりを呼び、彼女との痴漢プレイに溺れた。
真由子はもう一度松江に取材の申し入れをした。意外なことに松江は断らなかった。真由子は部屋で例の痴漢ビデオを再生させた。ビデオの中の女が嫌がるどころか自ら男を求めてゆく姿を見て、真由子は次第に興奮し自身の肉体を慰めた。だが、痴漢のプロの「女も痴漢される喜びが沸く」という言葉を聞いて我に返り、テレビに向かって思わずペンを投げつけた。
約束の日、真由子が松江家を訪れると、彼はまだ戻っていなかった。みどりが出してくれたコーヒーを飲みながら待っていると猛烈な眠気に襲われた。意識が朦朧とする中、みどりが松江に痴漢される光景が目に映った。さらに松江は真由子の体を愛撫し、真由子は次第に感じていった。ふと意識を取り戻すと目の前には冷めたコーヒーがあり、顔を出したみどりが「もうしばらくお待ちください」と告げた。真由子は動揺して家を飛び出すとマンションに戻り、土方に仕事を降りると宣言した。
数日後。真由子のもとに松江から家に来て欲しいと連絡が入った。真由子は渋々彼の家へ出向いた。だが約束の時間に松江は不在だった。真由子がリビングで待っていると突然テレビの画面がつき、痴漢される女の姿が映し出された。耐えきれずに部屋を出ると、特別室から女の喘ぎ声が聞こえてきた。恐る恐る中を覗くと、松江が吊り革に掴まったみどりを背後から責め、そのまま二人は激しいセックスに溺れた。真由子が怒って松江を責めると、彼は真由子を部屋に導き、これが取材の答えだと言った。みどりはみんな触られるのが好きなのだと彼女の下半身へ手を伸ばした。真由子は部屋を出ようとしたが、二人は彼女を部屋へと引き戻した。真由子は目隠しをされ手を縛られ、松江とみどりの激しい責めに何度も絶頂に達した。松江は自分達を訴えるのは構わないが、もし痴漢のことをもっと知りたいのなら来週またここに来るといいと真由子に告げた。解放された真由子は放心状態のままマンションに戻った。
翌日。真由子は家に来た土方に取材の報告をすると、突然服を脱いで彼を求めた。土方は真由子の頬を殴って出て行った。真由子の頭の中には松江の言葉や痴漢される女たちの姿が交錯し、狂乱の末に大声で泣き出した。
松江家の特別室。吊り革を手にしたみどりの下半身をまさぐる手は真由子のものだった。真由子の責めでみどりは絶頂を迎えた。真由子はみどりを痴漢して彼女と繋がっているような気がしたと話し、痴漢とは孤独を癒す繋がりなのだと理解した。そして真由子は松江に言われるがまま彼と体を重ね、エクスタシーに酔った。
真由子は松江の言いなりになったと思わせ、彼の姿をビデオに収めてネット上で流した。松江とみどりはその映像を見て呆然とした。あの時の土方のビンタが暗示にかかった真由子の目を覚まさせたのだった。真由子は土方と取材の成功を祝い、土方は真由子にプロポーズした。真由子は自分のコラム上でネット社会の孤独な住人達に語りかけた。「生身の人間関係を築きましょう。そのためにはただ人に触れればいいんです」と。
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