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白石まどか……阿 当 真 子
白石幸絵………小 島 三 奈
白石啄也………綱 島   渉
東海林正夫……江 沢 大 樹
白石徹…………藤 田   浩

監 督……………廣 田 幹 夫
企 画……………福 俵   満
脚 本……………高 木 裕 治
撮 影……………下 元   哲
照 明……………高 田 宝 重
編 集……………大 永 昌 弘
録 音……………シネ・キャビン
助監督……………飛 田 一 樹
スチール…………奥 川   彰
現 像……………東映ラボテック

結婚まで男を知らなかった若く美しい未亡人……彼女がひょんなことから亡き夫が繰り返していた痴漢行為の事実を知り、みずからの淫らな欲望を大胆に解き放っていく姿をハードなエロス描写でたっぷりと描く。阿当真子、小島三奈が競演。
 まどかは良家の箱入り娘として育てられた。しかし時代の流れとともに家は没落し、借金に苦しむ母は二十歳以上も離れた実業家白石のもとへまどかを嫁がせた。
 白石家では前妻との息子である啄也とその嫁幸絵が暮らしていた。白石は息子夫婦と秘書の東海林にまどかを紹介した。まどかは高校を卒業してすぐ、借金のせいで変な男に売られそうになったことがあった。そのトラウマが原因でまどかは白石の夜の求めを拒んだ。白石は妻となり母となる自信を持てずにいるまどかを優しく理解した。
 そして半年が過ぎたある日、白石は突然この世を去った。まどかは悲しみに暮れた。白石の書斎で遺品を整理するうち、まどかは内容不明のビデオテープを見つけ、何気なく再生してみた。そこには白石が電車内で女子高生に痴漢する光景が写されていた。まどかは大きく動揺した。
 まどかの存在を快く思わない啄也と幸絵はことあるごとに冷たい態度をとった。夕食後、まどかはもう一度書斎でテープを再生させた。画面には白石の痴漢行為が次々と映し出された。
 翌日もまどかはテープの映像を食い入るように見て気持ちを高ぶらせた。そこへ東海林が姿を現した。まどかは適当に誤魔化すが、東海林はまどかを不気味に見つめた。東海林が家から出ていくのを見届け、まどかは白石の遺影の前で苦悩を告白した。すると目の前に白石の姿が浮かび上がり、自分に自信を持つよう告げるとまどかの肉体に手を伸ばした。いつしか白石の姿は消え、オナニーに耽るまどかが絶頂に達した。その瞬間、誰かの視線を感じて彼女は慌てて服を直した。
 啄也と幸絵はまどかが遺産目当てで家に入り込んだと思いこんでいた。二人はまどかを手なずけてしまうことに決めた。幸絵はまどかに昨日のオナニーを見たと話し、もう一度するよう命令した。まどかは言われるままにオナニーをはじめた。欲情した幸絵はその股間に手を伸ばし秘所を責めた。まどかが処女だと気づいて驚き、あざ笑った。そしてその夜啄也と幸絵の寝室を覗きに来るようまどかに命じた。その夜まどかは啄也たちの寝室の前で二人の痴態を覗き見た。彼女は股間の疼きを覚え、その手で秘所をまさぐった。啄也と幸絵は見せつけるように激しく燃え、まどかも同時に絶頂へと昇りつめた。そこへ現れた啄也はまどかを部屋に引き入れ、ベッドに寝かせると強引に挿入した。まどかの表情は悲痛に歪んだ。事後、ぐったりしているまどかを前に啄也と幸絵は笑みを浮かべた。それ以来まどかは啄也と幸絵の性の奴隷となった。その光景を東海林が密かに覗き見ていた。
 ある日まどかは東海林に痴漢ビデオのことを訊いた。東海林は自分が撮影したものだと告白した。ビジネスの世界での日々の権力闘争に疲れた白石にとって、痴漢行為こそが絶対的な支配力を振るえる癒しの場だったのだ。話し終えた東海林はまどかを押し倒し覆い被さった。まどかは彼を受け入れ二人は快楽に溺れた。事後、東海林は白石が何故まどかと結婚したのかを話し始めた。次期社長の座を狙う啄也が不穏な動きを見せているのに気づいた白石は、会社も遺産も彼のものとならないようまどかと再婚したのだった。東海林はまどかにある提案をした。  まどかは積極的に啄也と幸絵とのプレイに溺れて啄也たちの味方のようにふるまいながら、裏で東海林と協力して社長の座についた。怒りに震える啄也を前に、まどかは自分のオモチャとして啄也を家に置いてやると告げ、彼の肉体を弄んだ。
 白石の四十九日が訪れた。まどかは痴漢ビデオを見ながら、それは自分のために白石が残してくれたものだったのかもしれないと思った。大企業の女社長として自信にあふれて出かけていくまどかの前には眩しい世界が広がっていた。

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