椿　　姫………北　川　絵　美
アリアドネ……佐々木　麻由子
橋爪はるか……風　間　今日子
橋爪三郎………竹　本　泰　志
吉屋芳彦………石　川　雄　也
山川空夫………荒　木　太　郎

監　督……的　場　ち　せ
企　画……福　俵　　　満
脚　本……山　�ｱ　邦　紀
撮　影……小山田　勝　治
照　明……小山田　勝　治
音　楽……中　空　　　龍
編　集……フィルムクラフト
録　音……シネ・キャビン
助監督……田　中　康　文
現　像……東映ラボテック

『オーガズムリポート　痴女のＳＥＸ相談室』に続くウルトラエロス二部作の第二弾。ＡＶで人気の北川絵美をはじめ、佐々木麻由子、風間今日子ら豪華女優が競演し、的場ちせ監督お得意のハードなエロス描写が見ものだ。
ＴＯＫＹＯオルゴン研究所では、性に悩む現代人に宇宙のオルゴン・エネルギーによる究極のオーガズムを経験させ、体と心の安らぎを取り戻させるＴＶ電話セラピーを行っている。
その派遣隊員のひとり椿姫はかつてはオナニーでしか欲情を満たすことができず、バイブを入れたまま雑踏を歩いたり、公園の木陰でオナニーに耽っていた。彼女を異常な性欲から解放したのは研究所の所長アリアドネだった。
古屋は女子高生や看護婦の制服に欲情し、女と付き合ってもセックスより制服を着せてオナニーする姿を見た方が興奮するという制服フェチの男だ。自分の異常な嗜好に悩み自殺したくなることもあるという古屋に、アリアドネは椿姫を派遣した。
椿姫は看護婦の制服を着て古屋をベッドに寝かせた。古屋にとって最大の快楽は制服姿の女を見ることなので、椿姫は古屋に目隠しをすると音と匂いで想像して体の皮膚感覚を全開にするよう指示し、彼の目の前でオナニーをはじめた。セーラー服に着替えた椿姫はオルゴン・エネルギーを注入すると言って古屋のペニスを挿入した。古屋は椿姫と共に絶頂に昇りつめた。
そんな二人の姿を山川が窓の外から覗いていた。山川は女性の剃毛にトラウマを抱いており、かつて椿姫のセラピーを受けたことがあるが、彼女が毛を剃らせてくれなかったので恨みを抱いているのだった。
人妻のはるかが最近夫の三郎がセックスをしてくれないので欲求不満に陥り、研究所に相談してきた。はるかはセックスレスの原因は彼女のヴァギナが緩くなっていることにあると思いこんでいた。アリアドネはそれが原因ではないかもしれないが、気になるようであればヴァギナ・バーベルという締まりをよくする器具を使うといいとアドバイスした。はるかは早速器具を手に入れエクササイズに励んだ。
椿姫は山川に拉致され彼の部屋で拘束された。山川は剃刀と石鹸を手に椿姫の陰毛を剃り始めた。そして露になった椿姫の美しいヴァギナに感動した。椿姫は山川に気づかれぬようＴＶ電話のスイッチを入れた。アリアドネは二人の映像を見て椿姫の危機を知り、研究所を飛び出した。山川が椿姫に挿入しているところへアリアドネが現れ、彼の頭にビール瓶を振り下ろした。研究所に戻るとアリアドネは山川のせいで失われたオルゴン・エネルギーを椿姫に注入し、彼女を優しく抱きしめた。
はるかがヴァギナ・バーベルのエクササイズをしていると、三郎が現れセックスレスの原因は自分にあるのだと言った。彼の相談を受けアリアドネは夫婦の家を訪ねた。保健所勤めの三郎は最近衛生観念が膨らみ生ものが雑菌だらけのような気がして食べることができないのだと話した。はるかは自分の体は期限切れの食べ物だというのかと三郎に詰め寄った。アリアドネはオルゴン・エネルギーの注入を勧め、はるかの胸や股間をラップで包み、大切な「生もの」にラップの上から触ってみるよう三郎を促した。三郎の愛撫にはるかは快感を高めた。アリアドネはラップを巻いた三郎の逸物をフェラして射精させると、自分の出したものも汚いかと三郎に訊ねた。三郎は首を振った。アリアドネ、はるか、三郎の濃厚な３Ｐが続き、三人の体がひとかたまりとなって激しく燃えあがった。
アリアドネが研究所でくつろいでいるとＴＶ電話が鳴った。画面にはセラピーを始める椿姫の姿が映った。はるかと三郎はその後も夫婦の熱いセックスに燃えた。山川は自分の陰毛を剃ってツルツルの股間を見て感動した。椿姫はセラピーで古屋に抱かれ、絶頂に向かって昇りつめていくのだった。