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左右田万太郎…川 瀬 陽 太
ベルサイユの黒バラ…里 見 瑤 子
マチ子…………酒 井 あずさ
順子……………鏡 野 有 栖
部長…………かわさきひろゆき
白川源次………牧 村 耕 次

監 督……深 町  章
企 画……福 俵  満
脚 本……深 町  章
撮 影……長谷川 卓 也
編 集……酒 井 正 次
録 音……シネ・キャビン
助監督……佐 藤   吏
現 像……東映ラボテック
スチール…津 田 一 郎

新人ガードマンが絶妙のセックステクニックで女怪盗から宝石を守り、自殺志願の女の命を救うというコメディ・タッチの痛快エロス作。里見瑤子、熟女クイーン酒井あずさ、新人鏡野有栖らが共演し、川瀬陽太が主人公のガードマンを熱演。
警備会社で働き始めた万太郎は無事に研修を終え、社員として正式に採用された。初めての赴任先は八王子の古い庄屋屋敷で、蔵の中の金庫に眠っている時価二十億のダイヤモンドを警備する仕事だった。
警備室には古株のガードマン白川がいて、彼は万太郎の顔を見て「大丈夫かなぁ」と謎めいた言葉を呟いた。彼は万太郎を二階のある場所に案内し、「ここが一番見晴らしがきく」「特等席だ」などいったが万太郎にはその意味がわからなかった。
万太郎は仕事を始め屋敷の表に立った。そのうちに目の前で黒い物体が宙に浮いたような姿を見た。万太郎はそれが部長から聞いていた「ベルサイユの黒バラ姐ちゃん」ではないかと疑った。黒バラ姐ちゃんはグラマラスな体の右の乳房に黒バラの刺青をしており、誰かに見つかるとその胸元やアソコを見せつけて相手を卒倒させ、煙のごとく消え去るのだ。万太郎は懐中電灯で屋根の方を照らした。そこにいたのは猫だった。
一方、白川は万太郎に案内した屋敷の二階から茂みの中でエッチする男女の痴態を覗き見た。その後、白川は妻マチ子を警備室に呼んで激しく愛しあった。そこへ交代時間を迎えた万太郎が戻ってきた。彼は慌てて扉を閉めるが、邪魔しないのでコーヒーだけでも飲ませて欲しいと頼み中へ入った。万太郎がコーヒーを入れていると、マチ子と絡んでいた白川の足がぶつかり、その拍子でこぼれたコーヒーが白川の足に落ちた。白川は悲鳴をあげながら、早く出て行くよう万太郎を怒鳴った。
その頃、屋敷の屋根に黒バラ姐ちゃんが颯爽と降り立った。屋根裏の方へ来ると、中から白川とマチ子の悩ましい声が聞こえてきた。黒バラはその声に気を取られるが、惑わされてはいけないと気を取り直し走り去った。そしてついに蔵の金庫の前へとたどりついた。しかしまたしても白川達の声に惑わされ、黒バラは耐え切れずにオナニーをはじめた。そこへ万太郎が通りかかった。黒バラは盗みの道具を放り出して万太郎にのしかかった。万太郎も欲情し二人は熱く求めあった。白川はマチ子との一戦を終え、さらに求める彼女を置いて外へ出た。蔵の前に来た白川は絡み合う二人を見て驚いた。追いかけて来たマチ子も驚き立ち止まった。万太郎の絶妙なテクニックで黒バラはエクスタシーに酔いしれた。マチ子は万太郎の腰使いに羨望のまなざしを向けた。白川は自信をなくしてのこのこと逃げ出した。マチ子は再び彼を追いかけた。
万太郎は初出勤で黒バラを誘惑し、宝石の盗難を防ぎ見事に警備の仕事を全うしたことで部長から表彰を受けた。会社から出た万太郎は泣きながらビルの非常階段を上っていく女を見かけた。その女順子は屋上に出ると飛び降り自殺を試みようとフェンスに近寄った。万太郎は必死で制し、思わず背後から乳房をつかむと順子は喘ぎ声を漏らした。二人はわけもわからず万太郎の部屋で愛しあった。事後、順子は生き生きとした表情で帰っていった。万太郎は順子を救ったことでまたもや表彰された。だが彼はすっかり疲れ果てていた。
万太郎はしばらくの休暇を取り、仕事に復帰した。白川は黒バラがまた現れて万太郎の居所をしつこく訊ねてくるので、すぐ戻ってくると言ってしまったと話した。その夜、万太郎が仮眠を取っていると黒バラが部屋に現れた。黒バラは万太郎への熱い思いを告げると彼にのしかかった。事後、万太郎のもとに順子から電話が入った。順子はまた死にたくなったので抱いて欲しいと懇願するが、万太郎はもううんざりだと怒って電話を切った。さらに黒バラがもう一度したいと迫ってきた。さらにマチ子まで万太郎が目当てで屋敷にやって来た。白川は「大丈夫かなぁ」と呟いて一人ほくそ笑むのだった。

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