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浜野耕二………久 保 新 二
浜野道子………若 宮 弥 咲
多佳子…………里 見 瑤 子
健一……………岡 田 智 宏
アサミ…………麻     白
監 督……深 町   章
企 画……福 俵   満
脚 本……河 本   晃
撮 影……長谷川 卓 也
編 集……酒 井 正 次
助監督……佐 籐   吏
録 音………シネキャビン
スチール…津 田 一 郎
現 像……東映ラボテック

 小説家の耕二は妻道子の目を盗んでアサミとの不倫旅行を計画する。ところが道子が後を追って旅館に現れた。耕二はなんとか道子の目を盗みアサミと情事を楽しもうとするが…。
 温泉旅館を舞台に愛人との情事のためにあれやこれやと画策する好色小説家の顛末をユーモラスに描く艶笑ポルノ。演技派の若宮弥咲、里見瑤子、フレッシュアイドル麻白らの競演。
 小説家の耕二は都会の喧騒から離れて執筆に専念したいと温泉旅館へ向かう準備をしていた。妻の道子は耕二の浮気を疑った。夫婦の性生活はすっかりご無沙汰だった。耕二は仕事を終えたら一日中愛し合おうと適当にごまかして家を飛び出した。
道子の疑いどおり耕二は若い愛人アサミと共に温泉へやって来た。旅館の女将多佳子は板前の健一と関係を続けていた。多佳子は気弱な健一に強引にのしかかり快楽に溺れた。その後多佳子は客として来たアサミを見るや、健一にしばらく病気で寝込むからと言って奥に姿を消した。
耕二はさっそくアサミを抱こうとした。アサミはまず温泉に入りたいと彼をかわし部屋を出た。その時耕二の携帯が鳴った。ふと窓外を見ると道子そっくりの女がいた。まさかと思い彼女に電話をしてみると、道子本人だった。道子は耕二が本当に仕事で来たのか確かめに来たのだと言った。耕二は飲んでいたビール瓶やアサミのバッグを見て慌てふためき、健一にもう一部屋用意して荷物を運び移して欲しいと頼んだ。
耕二は玄関に現れた道子を外へ連れ出し、隙を見てアサミのいる風呂に急いだ。アサミは突然の闖入者に驚き耕二は湯船に落ちてずぶ濡れになっただ。部屋に案内された道子が疑い深く室内を見回していると濡れた浴衣を着た耕二が入ってきた。耕二は道子のために湯加減を見ていたのだと誤魔化し、風呂に入るよう勧めてアサミのいる部屋へ行った。アサミは奥さんを見せつけるなんてひどいと耕二を責めた。耕二は道子が風呂に入っているうちにとアサミを求めた。だがアサミはそんな安っぽい女じゃないと断り、したいなら夜に来てと言った。
耕二は道子の見張る前で執筆をはじめるが、雑念が多く進まなかった。耕二はあることを思いついて厨房に健一を訪ねた。耕二の困った顔を見た健一が何か役に立てることがあったら言って下さいと言うと、金を握らせて協力を頼んだ。
病気で余命いくばくもない健一が道子に一目惚れし、死ぬ前に一度でいいからセックスしたいと願っていると嘘をつき、二人が耕二の部屋で愛し合う間にアサミと楽しもうというのが耕二の計画だった。耕二の熱心な説得に負け道子はその願いを受け入れた。計画通り健一は耕二の部屋に現れ、不器用に道子の体を愛撫し熱く求め合った。耕二は二人にたっぷりと時間を与えるため、散歩に出る振りをして近くの養豚場を見学した。そこの豚の睾丸の巨大さを惚れ惚れと眺めた。
一方、暇を持て余していたアサミはトイレでばったりと多佳子と出くわした。多佳子はアサミの高校時代の教師で、二人はレズビアンの間柄だった。しかし多佳子はアサミの将来を心配して学校を去り、実家のこの旅館の後を継いだのだった。アサミはもう一度愛して欲しいと多佳子を抱きしめた。多佳子は誘惑に抗しきれず、かつてのように二人は深く愛し合った。アサミはこの旅館でずっと多佳子のそばにいたいと言った。そこへ耕二が現れ健一が道子に手を出したことを責め、責任を取ってもらうぞと口にしながら多佳子に言い寄った。多佳子は美人で、以前に数度耕二と関係を持ったことがあった。多佳子はせめて夜まで待って欲しいと懇願した。押入れに隠れて一部始終を聞いていたアサミは怒りに震えた。
耕二はゆっくりと風呂に入りながら栄養ドリンクを立て続けに何本も飲み干した。一晩にアサミ、多佳子、道子の三人の女すべてとセックスする喜びに有頂天で、どれから順番に挑むか真剣に考え、その痴態を想像して妄想を膨らませた。しかし部屋に戻ろうとすると脱衣所の服が消えていた。部屋に戻ってみると道子の姿はなく、書き置きがあった。なんと健一と息投合してこれから二人で新しい生活を始めますとある。憮然とした表情で耕二は多佳子の部屋を訪れたが、そこにも多佳子の姿はなく、書き置きがあった。なんと旅館を捨ててアサミと二人で愛しあって生きていきますとある。ついでに耕二を罵倒したアサミの手紙も添えられていた。ひとり残された耕二は放心状態のまま部屋に戻り、ため息をつきながら煙草を吸った。
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