三田村香織……山　崎　　　瞳
八神　純平……岡　田　智　宏
伊勢　志摩……佐々木　麻由子
唐沢　誠広……かわさきひろゆき
佐田　貞造……池　島　ゆたか
斉藤　和美……時　任　　　歩

企　画……福　俵　　　満
脚　本……山　崎　邦　紀
撮　影……下　元　　　哲
編　集……フィルムクラフト
録　音……シネ・キャビン
助監督……松　岡　　　誠
現　像……東映ラボテック

　里緒は勤めていた病院をやめ、同僚だった仲間たちと一緒に派遣ナースの事業を始める。しかし個性的でわがままな患者たちのセクハラや院長の妨害に悩まされる毎日が続く。やがて中間のひとり若葉は院長への復讐を決意し、その計画を練る。そんな中、もう一人の仲間みどりを愛する患者の誠が自殺未遂をはかり…。
　「白衣の下はノーパンよ！」と声をあげるナースたちが、患者たちの心も体もケアするべくカラダを張って困難にぶつかっていく姿を描く欲情編。白衣の天使たちを佐々木麻由子、望月ねね、里見瑶子の豪華女優陣が競演
　看護婦の桃園里緒は同僚の春野若葉、大空みどりらといっしょに長年の夢だった派遣ナース業を始めることにした。しかし患者たちはスケベな男ばかり。糖尿病の田村は最近イチモツの立ちが悪いと里緒の尻を触り、若葉の患者で足を骨折した水上は松葉杖で彼女のスカートをめくる始末。里緒と若葉は愚痴を言い合いながらレズプレイに溺れるのであった。
　彼女たちが勤めていた病院の院長河原は里緒たちが始めた派遣ナース業をこころよく思ってはいなかった。そこで病棟婦長のボストを与えるかわりに若葉に病院に戻るよう誘いをかけた。河原の優しい言葉に乗り、若葉はつい彼に体を開いてしまうのだった。
　みどりの患者は自殺未遂を起こし、外に出ることを拒んでいる誠という青年だった。その日、みどりがアパートを訪ねると誠がまた手首を切って倒れていた。みどりは慌てて手当てをしてやった。怪我は大したことがなかったが、みどりに好意を抱く誠は甘えるように彼女の膝に顔を埋め、オナニーを見せて欲しいと懇願した。みどりは自分を傷つけたり閉じこもったりしないよう彼に約束させると、彼の前で大胆にオナニーを始めた。里緒が田村の家を訪れると、田村は看護料を倍払うと言いながら彼女の白衣を剥ぎ取り、股間にむしゃぶりつくのだった。里緒は必死で抵抗し、警察に訴えると怒鳴った。弱気になった田村はこれは河原に頼まれたことだとすんなり告白した。
　里緒は病院の院長室へ怒鳴り込んだ。河原は派遣ナース制度のおかげで入院患者が減っているのを食い止めるため彼女を妨害したことを認めた。それを聞いた若葉は河原への怒りを募らせ、病棟婦長の話が自分達を内部分裂させるための策略だと気づいた。若葉は河原と里緒を裏切ろうとした自分が許せず、みどり と組んで河原への復讐を企んだ。
　翌日。若葉はみどりを連れて院長室の河原を訪れ、病院に戻るつもりであること、そしてみどりも一緒に戻るので彼女にも主任のポストを与えるよう約束させた。白衣姿の若葉とみどりは河原の前に膝まずき、濃厚なフェラチオを始めた。その光景をニ人が隠したビデオカメラが撮影していた。派手な３人プレイが繰り広げられる中、ドアの隙間から涙を流してその様子を覗き見ている誠の姿があった。若葉とみどりは撮影したビデオを病院にばらまいて河原に大恥をかかせてやるつもりだった。そんな時、みどりは誠がまた手首を切ったことを知らされた。みどりと若葉は慌てて彼のアパートヘ向かった。
　誠は河原とみどりのセックスにショックを受けたのだ。彼はみどりの顔を見ると「女は汚い！」と罵った。みどりは誠の前で服を脱ぎ、彼の手を胸に導いて「これでも汚い？」と聞いた。ぎこちなく体に触れてくるていく誠を優しく導きながら、みどりは誠に抱かれた。
　その後、河原のもとに今度妙な動きをしたら写真をマスコ ミに送るという里緒のメッセージと若葉とみどりとの３Ｐの写真が届いた。
　里緒は新たな派遣ナースの制度を考案した。心のケアだけでなく、患者の欲求不満を解消するのも看護婦の務めだ。そのために看護料に付加価値分の料金を払ってもらい、肉体奉仕のサービスを施すというのだ。若葉もみどりもそれに賛成した。白衣の下はノーパンの三人の看護婦は、患者たちの心と体を満たすため、今日も元気に町へと出て行くのだった。