滑川建設はバブルの崩壊で今や倒産寸前の危機にあった。一家は社長の貫太郎、寝たきりの祖父徳造、ＯＬの長女・弥生（麻生早苗）、彼女の夫・春樹、キャバクラ嬢の次女・五月（貴奈子）、高校生の三女・ミナ（水奈リカ）の６人家族。債務者の取立てに追われ、彼らに残された道は一家心中だけとなった。
貫太郎は最後の記念写真を撮ろうとするが、皆の都合でなかなか全員が揃わない。その頃弥生は同じ会社の中年男とホテルでセックスの真っ最中。二人がホテルから出てきたところを、ミナと恋人のマサルが見てしまった。彼らは初Ｈを楽しんだ。一方、貫太郎は階段の手すりに首吊り用の縄を用意した。そんな中、ミナが徳造のオムツをかえてやってると、彼は一家の意外な秘密を話し始め…
自殺を決めた一家の最後の一日、というシチュエーションの中でユニークなドラマが軽快に展開していくポップ編。お嬢様系の麻生、演技派の貴奈子、ロリ系の水奈といった三者三様のお色気を発揮する女優たちが顔を揃え、一つ屋根の下派手なＨ合戦を繰り広げる。 |
