大学四年の雅彦はなかなか就職が決まらず、小さな広告社でアルバイトをはじめた。仕事の内容は三行広告の作成だった。彼の大学の先輩で経営者の北原は複雑な自分の過去を告白した。文学の道に挫折し思い悩む北原は、「掃除・洗濯・料理」という三行広告に惹かれ電話してみた。アパートにやってきたのは中年の靖江(鶴見としえ)だった。彼女は掃除、洗濯、料理を済ませると、下半身のマッサージをはじめ、彼と体を重ねた。そんな体験から、北原は三行広告の仕事をはじめたのだった。雅彦は彼に言われ、新聞広告に載っていた「大人のパーティ」を体験しに出かける。部屋では悦子(愛田まなみ)とみかげ(水沢まりも)が待っており、雅彦と北原はそれぞれパートナーを決め、刺激的なプレイへと溺れていく…。
スポーツ新聞などでよく見かける「三行広告」。簡潔な文字のインパクトで様々な妄想をかきたてる、一風変わった広告業界の裏側を浮き彫りにし、風俗嬢たちのプロフェッショナルなセックス・テクニックをドキュメントタッチで描きだした興奮編。 |