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 社長秘書の恵は城島社長の愛人でもある。同僚の弘司は一度セックスして以来彼女に熱烈な思いを抱いている。ある日、城島は妻幸江から手紙を受け取る。浮気がばれたと恐れる彼の前になんと彼の娘と名乗る若い女美樹が現れる。弘司は社長室で恵としたいと言い出す。そして…。
 劇団「天然工房」を主催する森角威之のオリジナル脚本をベテラン池島ゆたか監督が映像化。好色な社長と奔放な社長秘書をめぐってまき起こる珍騒動を描いた異色お笑いポルノ。新人のまいまちこ、柏木舞のほか熟女系お色気ムンムンの酒井あずさらがツボにはまった演技で大いに楽しませてくれる。必見のピンク版シチュエーション・コメディである。


 恵は城島商事の社長秘書。社長の城島とは社長室でエッチしてしっかりお金も貰っていた。城島は仕事中も自分の好みのストッキングやアミタイツなどを恵に履かせる好色な男だ。恵は同僚の弘司と酔った勢いで一度だけセックスした。それ以来弘司は彼女を恋人扱いしていたが、恵はまったくその気はなかった。その夜、恵は城島との約束があったが、彼が妻幸江と食事に行くというので弘司と飲みに行った。帰り道、酔った勢いで弘司がプロポーズ。二人はそのままホテルへ入ったが、泥酔しあ弘司は寝てしまった。恵は生理が遅れていることに気づいた。城島は子種がないと言っている。恵は危険日に弘司と寝たことを思い出した。
 城島の妻幸江はなにか言いたいことがあるようだが、なかなか言い出さない。城島は翌日も幸江と食事する約束をさせられた。朝、城島が出かけようとすると、幸江は昨夜話したかったことを手紙にしたので読んで欲しいと彼に渡した。出勤した城島は浮気がばれたかもしれないと恵に話した。慌てふためく彼は手紙を開ける前に落ち着こうと、恵と一発やった。幸江と会う約束の時間になったが、肝心の手紙が見当たらない。焦った城島は恵に給料は二倍出すので他の部署に移ってもらうと告げた。恵はその交換条件として、弘司を幹部に引き上げてもらうよう願い出た。
 その頃、社長の娘と名乗る美樹という女が受付に現れた。それを聞いた城島は若い女がたかりに来たのだと考えた。掃除夫の源さんは以前援助交際した美樹のことを覚えており、倉庫に引っ張りこんで昔のことを黙っているという条件でもう一度したいと迫った。 弘司は社長室に一人でいる恵を訪ね、昨夜ホテルに入ったのに何もしなかったのでここでしようと迫った。股間に手を伸ばすと、美樹はノーパンのままで城島の出したもので濡れていた。弘司はそれが恵の愛液だと勘違いした。彼が脱ぎ捨てられた下着や城島が彼女に渡したお金を見つけてしまったので、恵は城島との関係を告白した。今はお金があればいいのだという恵に、弘司は愛こそすべてだと言い彼女の頬を叩いた。
 城島から手紙をなくしたと聞いた幸江は人に見られたら大変だと会社へ向った。連絡を受けた社長室の恵が慌てていると、美樹が現れた。美樹は自分は社長の娘だと言い張った。押し問答になっているところへドアがノックされた。弘司は美樹を羽交い絞めにして大きなテレビダンボールに隠れた。現れたのは源さんだった。恵は源さんに協力を頼んでダンボールを階下へ運んだ。中では弘司の手が自然と美樹の胸に触れ、大きくなった彼のペニスが美樹の秘部に侵入した。二人は快感にのぼりつめた。ゴミ捨て場に着き、恵が箱を開けると二人は熱いキスを交わしていた。美樹はお父さんに言いつけてやると言って逃げ出した。
 城島と幸江は社長室に入った。幸江は初めての城島とセックスを思い出して急に彼を求めた。恵から美樹が社長室へ向かったと連絡を受けた城島は昔のようにトイレでやろうと幸江を導いた。個室で二人が交わっていると、源さんが掃除するから出て来いと怒鳴った。そこへ現れた弘司は源さんを追い払うが、そこにいたのが城島だったので驚いた。幸江は絶頂に達した勢いで壁に頭をぶつけ気を失った。美樹が「お父さん」と呼ぶ声が近づいてきた。城島は給料を二倍にするからここから逃げ出すのを手伝って欲しいと弘司に頼んだ。女子更衣室で女装した弘司と城島はまんまと美樹と恵をやり過ごすが、通りかかった源さんが社長と呼んだのでばれてしまい、ついに美樹に捕まった。城島は社長はこの人だと弘司を指差した。そこへ幸江が現れた。美樹は死んだ姉の娘ということになっていたが実は幸江に姉などおらず、彼女が十五のときに産んだ娘だった。美樹が二十歳になったので城島に告白して本当の母娘になりたいと思ったのだった。美樹はこんなお父さん最低だと呆れた。
 恵は弘司に子供が出来たことを告げ、一緒になろうと言った。二人は幸せをかみしめながら愛し合った。恵は城島に退職届を出し、弘司との結婚を報告した。そこへ幸江と美樹が現れ、これから恵のかわりに城島の秘書として働くと宣言した。幸恵は恵への退職金や二倍になった弘司の給料はすべて城島のポケットマネーから払うと言った。皆がしあわせそうに笑う中、城島だけの笑顔はどこかひきつっているように見えた。






監 督………池 島 ゆたか
企 画………福 俵   満
脚 本………森 角 威 之
撮影・照明…清 水 正 二
編 集………酒 井 正 次
助監督………小 川 隆 史
録 音………シネ・キャビン
現 像………東映ラボテック

坂井 恵……ま い まちこ
城島幸江……酒 井 あずさ
美  樹……柏 木   舞
城島 晃……本 多 菊次朗
坪田弘司……松 田 信 行
源さん………松 木 良 方

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