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 舞は新婚間もなく夫に抱いてもらえず欲求不満の毎日だった。高校時代の親友洋子に誘われ、舞は故郷の田舎町を訪れるが、やがて洋子が仕組んだ快楽の罠に溺れていき…。
 ピンク映画黎明期を支えた巨匠・渡辺護監督が12年ぶりにカムバック!新妻か体験する異常な愛欲の世界を描いた超ド級のエロス作品の登場だ。里見瑤子、佐々木ユメカ、佐倉萌ら最近の人気女優をベテラン渡辺か監督がどう料理するかが見もの。


 舞はテレビディレクターの夫と結婚し、女の悦びを知ったが、夫は最近は仕事に忙しく、満たされぬ日々を送っていた。舞は高校時代の親友洋子から手紙を受け取り、彼女の住む田舎町を訪れた。洋子はカラオケバーを営み、若い晃を雇っていた。
 舞と洋子は一緒に風呂に入った。洋子は美しく成長した舞の肉体に驚き、惚れ惚れと愛撫した。舞が出ていくと、洋子は晃を呼びつけ、自分の秘所を少しだけ舐めさせ、冷たくあしらった。晃は洋子を熱烈に愛していた。
 その夜、洋子の店に出掛けた舞は、彼女のママさんぶりに感心しながら酔い潰れてしまった。洋子は舞を家に連れ帰り、その欲求不満を察した洋子は彼女をエクスタシーへと導いた。夜も更けた頃、目を覚ました舞は隣の部屋に洋子と晃がいるのに気づいた。洋子は晃を愛撫しながら自分の股間を見せていた。洋子は彼にそれ以上のことは許さなかった。
 翌日。舞は晃と湖畔を歩いた。彼は自分の母に似た洋子を愛しており、洋子に愛されている舞が羨ましいと話した。舞は夫のことを思い出しながら、新婚八ヶ月なのに未亡人になってしまったような孤独な思いにかられた。
 晃が開店準備をしていると、ホステスの明美が下着姿で迫った。童貞だった晃は彼女の手で射精してしまった。そこへ現れた洋子のパトロンの村木はバイブを取り出して明美の股間を責め立てた。晃はいたたまれぬように、店の隅にうずくまった。
 その夜、洋子は村木に舞を抱いてやって欲しいと頼んだ。洋子の家でオナニーに耽っている舞の部屋に村木が忍び込んだ。必死に抵抗する舞だったが、やがてそのテクニックに敏感に反応していった。家に戻った洋子はぐったりと横たわる舞を横目に村木とのセックスを楽しんだ。
 翌朝、晃は湖畔で沈んだ表情の舞に声を掛けた。彼が八歳の時に父が死に、それから母が別の男に抱かれているのを何度も目撃した。やがて母は男に捨てられ、オナニーで自分を慰めた。晃はその姿を見ながらオナニーしていた。そして母を犯そうと部屋に入ったその時、母は父を呼んだ。その夜、晃は母のもとから家出し、その後洋子に巡り会ったのだった。
 舞が洋子の家に戻ると、村木は店を畳む事にしたと洋子に話した。その後、舞と洋子は近くの寺に出掛けた。洋子は一緒に暮らさないかと誘うが、舞は何も答えなかった。そして洋子は晃のことはもう捨てると冷たく言った。彼女にとって晃はただ退屈なだけの存在だった。舞は今の洋子はもう高校時代に楽しい日々を共にした彼女ではないと感じた。
 その夜、洋子と村木は激しいセックスに溺れた。舞は晃がいる店に向かった。晃は酒のつまみを買いに行くと言って店を出ると洋子の家を訪れ、村木と、続いて洋子も包丁で刺した。そこへ戻ってきた舞に晃はすべて終ったと呟いた。舞は風呂場で彼の体についた血を流してやり、体を重ね合った。
 翌朝、晃は警察へと自首していき、舞は夫へも新たに彼が待つ東京へと出発した。






監督・脚本…渡 辺   護
企 画………福 俵   満
製 作………深 町   章
撮 影………鈴 木 志 郎
編 集………田 中   修
録 音………シネ・キャビン
助監督………佐 藤   吏
スチール……津 田 一 郎

工藤舞………里 見 瑤 子
その夫………岡 田 智 宏
洋子…………佐々木 ユメカ
晃……………永 井   努
明美…………佐 倉   萌
村木………かわさきひろゆき

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