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好色な噺家の春団子は妻福代の誕生日も忘れ、若い女ミミとの情事を楽しんでいた。福代は肉体の疼きから彼の師匠春雨と体を重ねてしまう。それを知った彼の妻恋子は春団子の出入り禁止を告げた。責任を感じた福代は自殺を決意するが…。
噺家春団子のキュートな妻が巻き起こす騒動を描いたシリーズの第二弾。水原かなえが前作に続いてヒロインを演じる。他に佐々木麻由子、麻生みゅうが共演。


 妻の福代と幸せな日々を送る噺家の春団子はミミという水商売の若い女の家で目を覚ました。酔っ払って転がり込んだのだったが彼女とSEXした記憶はなかった。そこでもったいないとばかりに再度ミミの体にのしかかった。
その日は福代の誕生日だった。福代が春団子の帰りを待っていると師匠の春雨が訪ねてきた。ラジオの怪談番組に春団子を出演させたいということだった。福代は春団子の携帯に電話をしてみるが一向に繋がらなかった。と、好色な春雨がいきなり福代を抱きしめた。はじめは抵抗していた福代も誘惑に負けて身を委ねた。いっぽうミミの家に入り浸ったままの春団子は福代の誕生日を思い出し、慌てて家に向かった。
福代と春雨がキスしているところへ春雨の妻恋子が現れた。度重なる春雨の浮気に堪忍袋の緒を切らした恋子は「殺してやる」とナイフを手に近づいた。春雨は服も着ずに部屋を飛び出した。恋子はもう春団子を弟子として認めないと冷たく言い放った。家を出た恋子は帰って来た春団子と玄関先で鉢合わせた。彼女はそのまま有無を言わせず春団子をラブホテルに引っ張り込んで、みずからの激しい欲望を満たすのだった。
 福代は取り返しのつかないことをしてしまったと自殺を決意した。ロープに首をかけたその時、双子の妹すももが現れ彼女の命を救った。ミミは旅館を営む夫の哲夫と喧嘩して東京へ来たのだ。
春団子は家に帰ることが出来ず、ふたたびミミの部屋へ戻った。そこへ顔に大きな疵のある木村という男がやって来た。木村はミミの夫で刑務所から出てきたばかりだった。驚きおびえる春団子の顔を見て木村もまた驚いた。木村は刑務所の慰問公演で春団子の落語を聞いて人生観が変わり、真面目な刑務所暮らしを続けて予定より早く出所できたのだった。彼に頼まれて春団子は仕方なく「好色一代男」の噺を披露した。
その夜、春団子が家に戻ると福与が白い布を顔にかけられ寝かされていた。そばには悲しみに暮れるすももと春雨、恋子の姿があった。すももは福代が首吊り自殺を遂げたことを告げた。そのうちに福代の枕元に供えてあった飯がなくなるなど奇怪なことが起こり始めた。おびえた春雨と恋子はそそくさと帰っていった。一人になった春団子の前に福代の幽霊が現れた。春団子が福代への愛を告げると、福代は明日のラジオの仕事に行って人々を愉しませて来るよう諭して姿を消した。
翌朝。春団子は仕事に出掛け、春雨と恋子が家にやって来た。すると、ゆっくりと福代が体を起こした。仰天した春雨夫婦に福代はすべてを話した。これは浮気性の春団子を懲らしめるために福代とすももが仕組んだ嘘だったのだ。春団子が急いで家に戻ると幽霊を装った福代が現れ、自分のために自殺してくれと春団子にせまった。春団子は用意されたロープに首をかけるが、それ以上のことは出来なかった。彼が泣き出すと、廊下から笑い声が聞こえてきた。全てを知った春団子は福代に抱きついた。二人は愛情を確かめるように激しく求め合うのだった。






監 督………深 町   章
企 画………福 俵   満
脚 本………かわさきりぼん
撮 影………飯 岡 聖 英
編 集………酒 井 正 次
録 音…………シネキャビン
助監督………佐 藤   吏
現 像………東 映 化 学
スチール……津 田 一 郎

麺家春団子…かわさきひろゆき
片井哲夫……かわさきひろゆき(二役)
福 代………水 原 かなえ
すもも……水原かなえ(二役)
麺家春雨……久 保 新 二
恋 子………佐々木 麻由子
ミ ミ………麻 生 みゅう
木村一雄……ガ  イ  ト

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