20年近くにも及ぶＡＶの歴史の中で、やはり元祖巨乳女優といえばこの人！
ホテトル嬢から裏ビデオを経てＡＶ女優としてデビュー。
B94cm W60cm H86cmというダイナマイトボディで人気を博し、86年『ミス20才　快感・百合子の本番』（ミリオン）で映画デヒュー。続いて『菊地エリ　巨乳』（新東宝）で堂々の主演を果たす。ふわふわと空を舞う風船のようなアンニュイで掴み所のない雰囲気がキャラクターとマッチし、映画ファンにもその存在を強くアピールした。その後、『菊地エリ　巨乳責め』、『ＳＥＸダイナマイト　マドンナのしずく』（共に日活）に主演。ＡＶでは長い間絶大な人気を誇り、その後結婚・離婚を経て待望のＡＶカムバックを果たした。

エリ（菊地）はヌードモデルをしている百合子から色々な話を聞くうちに興味が湧き、自分もその世界へと飛び込んだ。マネージャーの影田の優しいアドバイスでエリは次々と仕事をこなし、瞬く間に人気女優となった。影田はいつしかエリを密かに愛するようになっていた。そんな中、影田がある事件の容疑で拘留されてしまい、エリは他のプロダクションへ移籍することになり…。
ハードなホンバン撮影にも体当たりで挑むＡＶ女優役を菊地が好演。ＡＶ業界の裏側を生々しく描きながら、女優とマネージャーの間に芽生えるほのかな恋を繊細に綴ったドラマ。ラストシーンは胸を打つ。