犯人の目星はついたが、女性たちが監禁されている場所は不明のまま。 犯人の目星はついたが、女性たちが監禁されている場所は不明のまま。唯一監禁から逃れ、記憶を取り戻しつつあった“みなき”は、 察した犯人に殺され、捜査はまた行き詰ろうとしていた―― 街角でおじさん相手に“売り”をする少女・凛。どこか影のある彼女はただ自分を汚すためだけに街に立つ。 そしていつものように街をふらついていた凛が狙われ、新たな犠牲者となった。 ベテラン刑事の携帯が鳴る。 元妻から娘・凛が誘拐されたとの知らせだった。 監禁部屋にはあさ美、あき、麗、そして凛も加わった。 叫んでも助けの来ない部屋で犯される女性たち。 気力を失った彼女たちは薄暗い地下室でただすすり泣く…… だが捜査は確実に真実へと近づいていた。 3年前に殺された“ゆず”に導かれていくかのように。 |
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