英国のごく一部の有閑特権階級のあいだで、特殊な性的地下ゲームが流行した。
政界、財界、法曹界、医学界などの名士のみで構成された地下組織の会員たちは、
タロットによく似たカードを用い、性技についてのメイド●●の腕を競った。
時を同じくして、ある事件が王室を騒がせはじめた。
王室血縁の婦女子が相次いで失踪したのである。
その後、ある者は廃人となって、ある者は変死体と成り果てて発見された。
人心の惑乱を恐れた政府は、一連の事件の隠蔽を図ると共に
事件に関わりがあると思われる組織の内偵・一斉検挙に乗り出した。
そして、忌まわしい事件を完全に封印する為に、関与した者の速やかな処刑、
および使用されたカードや道具、書類などの完全な回収・処分が厳命された。
今では、わずかにその名が漏れ伝わっているのみである。
『SCREAM』
近代史の闇に葬り去られた禁断の遊戯は、そう呼ばれていた...。

石井博士

『SCREAM』の秘儀を司る謎の人物。
経歴などは一切知られていない。