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第1巻
由井美樹は幼い頃、自分の目の前で最愛の父親を殺された。しかしなぜかその父を殺した犯人はその後彼女にずっと手紙を送り、孤児になった彼女のために仕送りを続けてくれていた。
少女から大人の女へと成長していく過程で彼女の心からは憎しみが消え、自分のために手紙とお金を送ってくれる”男”に対して感謝の気持ちを抱くようになる。

成長した美樹は女教師となった。しかし、彼女が赴任した学校ではスケ番による校内暴力が横行していた。

美樹は生徒たちを救おうと立ち上がるが、スケ番達は彼女の父親殺しに関わりのあるヤクザの子分だった。そして、スケ番を懲らしめるつもりが逆にヤクザにとらえられて、犯されてしまう。
美樹はスキをついてヤクザの片目を潰して逃げ出すが、そのために彼女の育ての母が殺されてしまう。

この陰惨な事件には全て父の死が関係している事を知った美樹は、仕送りを続けてくれている”父殺しの男”を訪ねて、今までのお礼を言い、そして父の死の真相を尋ねるために”男”からの絵はがきだけを手がかりにバイクに乗って北海道へと向かう。

少女の父親のもとへ向かおうとする美樹たちの前にまたしてもヤクザ達が現れる。またしてもさらわれる美樹、犯されながら女の喜びを知り、犯されているヤクザに対して愛情すら芽生えはじめていた・・・・