広観しんぶん 番外編
[広観しんぶん 番外編]

かっぱ橋道具街の謎?!

「かっぱ橋道具街」変わった名前である。かっぱと道具、なんの関係もないと思えるけど何か関係あるのかな?
 疑問を解決するために、東京合羽橋商店街復興組合に電話して聞いてみた。

[イラスト]


「あの、どうして合羽橋道具街っていうんですか?」

[イラスト] 「はい二つ説がありまして一つは、昔この辺りで侍や足軽が内職で雨合羽(あまがっぱ)を作っていて、天気のいい日は合羽を橋に干していたことから、合羽橋と言われるようになったという説と、もう一つは合羽川太郎(ほんとにこんな名前なのかな?)という人が、ここで雨合羽商を営んでいた。この辺りは土地が低くてすぐ洪水になっていた。[イラスト]それで、みかねた川太郎が私財で堀工事を始めたがなかなか進まない。それを見ていた河童が川太郎の善行に感動して手伝ったので、堀は完成した。その川太郎と河童にちなんで、堀の橋に付いた名前が、河童橋と言う説があります。

 道具街になったのは大正二年頃から市区改正で、道路が広がって、屋台車や臼など大きな物が置けるのに目を付けた道具屋が集まりだしたことからです。」


[イラスト]  ふ〜ん。かっぱと道具街の関係ってそういうことだったのか。でも、河童って私の住んでる家の近くにもいたらしいが、私はまだ見たことないぞ。昔の人は何を見て河童って思ったのかな?それも謎だわ。


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